2024年の調査は、3月1日〜3月31日の期間で開催!

本調査は、アンズの「開花」と「満開」の時期を調べています。


みなさまのご協力のおかげで

2022年は

開花:2022年3月15日
満開:2022年3月20日

2023年は

開花:2023年3月10日
満開:2023年3月14日

2024年は

開花:2024年3月11日
満開:2024年3月17日

@名古屋大学博物館敷地内(名古屋市千種区) 

として記録し
国立環境研究所へ報告することができました。

ご協力いただき、誠にありがとうございました!

2025年もよろしくおねがいします!


春はすぐそこ・・・

名古屋大学博物館の敷地内に、アンズの木があることをご存知ですか?

春に可愛らしい花を沢山付けて見事に咲き誇ります。

春はすぐそこ・・ 折角なので、アンズのモニタリング調査に参加してみませんか?

参加方法は、アンズの花の数を数えるだけ。

モニタリング調査期間中に開催される「お楽しみ企画」にも是非ご参加ください。


 ◆アンズ鑑賞とモニタリング調査◆

都合の良いときに、お出かけください


◆ モニタリング調査 参加方法

下の「ご参加はこちら」ボタンをクリックして、WEBアンケートにてお答えください。

① 名古屋大学博物館正面側にあるアンズの木を見てください

② 花はどのくらい咲いていますか? 

③ 咲いている花の数を数えてくださった方は、是非その数を教えて下さい。

④ (送信後)アンズの今現在の様子が分かる写真を撮った方は、送信後の画面記載のリンクにアップロードしてください。

(↑クリック)


◆お楽しみ企画◆

モニタリング調査中の期間限定!


◆ お楽しみ企画 参加方法

① 名古屋大学博物館内に設置の「アンズ・ブース」にお越しください。

②ブースに設置のクイズの問題 A, B, C, D に回答してください。

それぞれの回答番号1〜5(一つひっかけ)は、当ブース設置の「トレジャーボックス」を開ける鍵(A, B, C, D)の番号になります。

③「トレジャーボックス」を開けて、プレゼントをゲット!


※名古屋大学博物館へお越しの際は、開館時間についての最新情報をホームページでご確認ください。

アンズの基本データ

【分類】 バラ科

【漢字】 杏/杏子(あんず)

【別名】 カラモモ/アプリコット

【学名】 Prunus armeniaca

【英名】 Apricot

【原産地】中国および中央アジア

【高さ】 3m〜15m

【開花期】3月〜4月

【用途】 花木/果樹/シンボルツリー

【花言葉】「乙女のはにかみ」「臆病な愛」


アンズのこんなこと・あんなこと

アンズはどこから来たの?

中国および中央アジアを原産とする、バラ科の落葉小高木です。アンズは、果樹として古くから世界各地で栽培されてきました。その過程でアンズの原種(もともとの野生の種)は、別の種とかけ合わせて品種改良されたり、栽培地の野生の種と交雑をしたりしてきました。長く人に愛されてきたために、いまでは逆に、原種や原産地を見つけるのが難しい植物となっています。

いつ日本に来たの?

日本に渡来したのは奈良時代と言われており(諸説あります)、平安時代には咳止めなどの薬用植物として栽培されていたようです。当時の呼び名は、万葉集にも登場するように、「中国の桃」を意味する「カラモモ(唐桃)」でしたが、「アンズ」と呼ばれるようになったのは江戸時代に入ってからのようです。

日本ではどこが有名?

アンズ生産量は、青森県と長野県がほぼ占めます。長野県千曲市では、毎年「あんずまつり」が開催されています。※最新情報は、公式ホームページ等でどうぞご確認ください。

アンズの花はどんな花?

アンズの花は3~4月ごろに咲きます。葉が展開する前です。人によっては、「果樹の中では群を抜いて美しい」と言う方もいます。同じバラ科のウメやスモモに似ていますが、これらよりも大きく、花数も多い、という特徴からのようです。花弁は、円形で5枚あり、淡い紅色が基本です。1本の雌しべ(花柱)を多数の雄しべが囲み、短い花柄(かへい/受精後に果実を支える茎)があります。

アンズの果実と種子も魅力いっぱい!

熟したアンズの果肉は、そのままでも食べられますし、干したりジャムにしても食べられます。果肉の奥にある硬い部分は、植物形態学的には果皮の一部(内果皮)にあたります。硬い部分を割ると、中に種子が入っています。

アンズの種子は、生薬名では「杏仁(キョウニン)」と呼ばれます。咳止めやぜんそくの漢方薬として利用されます。他に、杏仁豆腐を食べたことがある人もいるでしょう。杏仁豆腐の独特な風味は、この杏仁に由来します。

注意)種子には「青酸配糖体」も含まれているので、個人での利用は危険です。自分で種子を取り出して使うのはやめましょう。


「アンズ」について、語り合いましょう!

下記のフォームで、「アンズ」についてのコメントをお送りください。内容を確認させていただいた後、当サイトで紹介させていただきます。


2024年3月19日 ペンネーム「みず」 さんより

「もう満開です!とってもきれいですよ。早く見にきてね!」

 呼びかけ、ありがとうございます!きれいな花の満開の様子を見ると誰かに教えなくちゃ!って思って私もウズウズします。みんなに注目されて、アンズの木も喜んでるように思います(木曽馬Lover)


2022年2月23日 ペンネーム「クジラ97」 さんより

「杏子の花を初めて写真でみました。花が咲いたころにまた、遊びにきたいです。」

 花が咲くのが、待ち遠しいですね! 実は、スタッフの私も、いつも”何気なく”前を通り過ぎていただけで、「どんな花だったけ・・」と写真で確認していました。どんな花なんだろう?色なんだろう?花の付き方なんだろう?・・とマジマジと見つめてやろう!!と春の到来が楽しみで、ワクワク/ソワソワしています。また是非アンズの花を見に来てくださいね!(木曽馬Lover)


引用文献)

・「日本の野生植物」2016年 平凡社

・「世界有用植物事典」2002年 平凡社

・「園芸植物大辞典」1994年 小学館

・「民族薬物資料館生薬目録」2016年 富山大学

・ Liu, Shuo et al., Molecular Ecology. 2019, 28, 5299-5314.

いきものこよみ@名古屋大学博物館
2022-start! 

開館時間についての最新情報は、ホームページなどでご確認ください。
名古屋大学博物館HP
 https://www.num.nagoya-u.ac.jp 

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